参考書サンプルコードが動かない時には
テキストに掲載しているサンプルコードを入力しているが、エラーが表示され動かない。目視で見比べて修正しても動かない。
何が何でもエラーが表示される。入門プログラマーにはあると思います。
そんな時は、diffツールを使いましょう。
これから使い方を説明します。
Diffツールとはファイルの比較を行ってくれるツールのことです。
入門書のサポートページで配布されているサンプルコードと、
自分で書いたサンプルコードを比較します。
まずはその参考書のサポートページを検索し、サンプルコードをダウンロードしてきてください。
大抵の入門書にはダウンロードできるサンプルコードが用意されているはずです。
Diffツールは何を使うか?
Macでは、
TextWranglerを使いましょう。
Windowsの方は
がオススメです。
どちらも無料です。
TextWranglerの使い方だけ簡単に解説します。
Search > Find Difference を選択します。
以下のウィンドウが表示されるので
new欄とold欄のOther...ボタンを押下し、ファイルを選択します。
そして、Compareボタンを押す。
下のDifferencesウィンドウに表示されている行が、サンプルコードの違いです。
下のDifferencesウィンドウを選択中に十字キーを押すと、比較行を同時に選択し見やすいのでオススメです。
また、このツール内からファイルの修正を行うこともできます。
修正したいほうのテキストを修正後、保存で。
ちなみに、上記の例では11行目の
def name
と定義している行の文頭のスペースが半角ではなく、全角スペースで入力されていたことが原因だった。
これで解決。
見た目だけで判断すると無駄に時間を消化して、誤りに気付けないことがあります。
確かに時間をかけて原因を探ることは大切だけど、
参考書を購入した当初の勉強意欲を削ぐ原因は回避すべきだと思います。
現在「作りながらわかるruby入門」でrubyを勉強中です。
みなさんが入門書で勉強している時にありがちな問題を解決できたらら良いなと思いこの記事を書きました。