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オリラジ中田の星の王子様の解説の内容を詳しく見る【しくじり先生】

星の王子さまは世界中でベストセラーとなっているサン=テグジュペリ著の本ですが、印象に残らなかったり、意味がよくわからないと言う方が多いと思います。
僕も以前読みましたがあまり記憶に残らずピンとこない本でした。
そこで、テレビ番組しくじり先生にオリエンタルラジオの中田さんがこの「星の王子様」について解説をしていました。
これがとてもわかりやすく興味深いものでしたので、記事にして見ました。

しくじり先生の書き起こしです。全てを一字一句書き起こしたものではないで注意してください。(スマホでポチポチ打っていたので)雰囲気だけでも掴んでいただけたらと思います。個人的にオリラジ中田さんの解説系はとても好きです。

追記)星の王子さまがオンライン書店の在庫からほぼ消えてしまいました。購入できる岩波版を貼り直しました。オススメは在庫切れのないkindle版です。やはり中田さんみたいな面白いプレゼンが出来たら売れるのですね。

中田式星の王子様の解説

 

飛行機乗り(主人公)がエンジントラブルでサハラ砂漠に不時着

そこにパニックを加速させる出会いが…

それが星の王子様(実はこの話の主人公は飛行機乗りです)

飛行機乗り「どこからきたの?」

星の王子様 「・・・。あなたはどこからきたの?」飛行機乗りは無視されます。

飛行機乗り「 空から落ちて来たんです」

星の王子さま「じゃあ君も空から来たんだね?どの星から?」

(星の王子様の正体は宇宙人であった)

 

故郷の話を飛行機乗りに話を始める星の王子様
「小惑星B612(ここは一軒家ほどの小さい星)

小さい1本のバラを大切に世話しながら暮らしていた

色々あってこの星に来た」

 

気を付ける設定

ここで中田さんが

パイロットが不時着して再び飛びたつ話ではなく、星の王子様の語る内容を聞くはなしであると解説します。

 

 

星の王子様は6つの惑星を旅して来た

1つ目の星

・王様がいた王様の前で「私の前であくびをするとは何事か」と星の王子様へあくびを禁ずる。

色々と星の王子様に命令してくる王様

星の王子様はここにはいられないと悟る

 

2つめの星 

大物気取りの男がいる星

頼むから俺のことを褒めてくれ!という男

 

3つめの星

酒浸りの男がいる星

酒飲みの男「忘れたくて酒を飲んでるのさ」という、
星の王子さま「何を忘れたいの?」

酒飲みの男「恥ずかしいことを忘れたいから酒を飲み続ける」
星の王子さま「何が恥ずかしいの?」

酒飲みの男「毎日酒ばっかり飲んでることが恥ずかしいのさと」

 

4つめの星

計算ばかりしている実業家がいる星

金があればまた別の星が買えるのさと言う男

  

5つめの星

街灯を頻繁につけたり消したりする点灯人のいる星

点灯人「私は1秒たりとも休めない。1秒起きにつけたり消したりしている」

 

星の王子様「なんでそんなに忙しくしてるの?」

点灯人 「そういう規則なんだよ」

 

6つめの星

世間のことに興味がない地理学者のいる星

星の王子さま「素敵な山とか花の話聞かせて」

実際に研究室で研究しているから知らないと。

 

 ここからオリラジ中田の解説

さてこの時間は何の時間だったのだろうか?

この6つの星は人が人生で溺れがちなものを象徴している。

という大事なメッセージを含んでいる

 

権力

人気 

快楽

財力

労働

学問

これらの中の一つに人は溺れがちになると。

自分はどうなのか?友人はどうなのか?照らし合わせるみると面白いかもしれない。

 

星の王子様のジャンル は寓話です。

寓話とは、擬人化した動物などを例えに明確なメッセージを持った作品のことである。

 

6つの変な惑星を見た後に星の王子様は地球にくる。

星の王子様は地球を見てどんな感想を持ったか。

気になりますよね?

 

星の王子様はこういった感想を持ちます。

・111人の王様

・7000人の地理学者

・90万人の実業家

・750万人の酔っ払い

・3億110万人の大物気取り

・46万2511人の点灯人


星の王子様はあなた達はその集まりだよと言います。

 

これは我々地球の話しをしていた!

ファンタジーでありながら鋭く突いてくる話です。 

だけどこれが最重要のテーマではないと中田さんは言います。

 

星の王子様はは地球で沢山のバラに出会う

星の王子様はバラは1本だけだった

 

星の王子さま「特別だと思っていた僕のばらがただのありふらたバラだったなんて…」
といった考えを持ちます。

 

中田の例え

ある青年が美味しい中華料理屋を見つけます。 僕だけのいきつけにしよう。
美味しい中華料理屋なので、僕だけの秘密にしておこう。

三年後その美味しい中華料理屋がチェーン店だとわかった。あの街にもこの街にもある。

そんなにあるの?バーミアン

 

悲しんでた星の王子様に大事なことをいいにくるキツネ。

「もう一度バラを見にに行ってご覧、それで君のバラが特別なバラだとわかるよ」

 

星の王子さまはハッと気づく

やはりあの星で一者に暮らしていたバラが特別だ

  

星の王子様はキツネにこの感情を伝えに行く。

キツネ「きみがバラに費やした時間が君のバラを特別なものにするさと」

 中田の解説

つまり恋人(愛情)の象徴だと中田は解釈する

人によってはそれが家族だったり、仕事であるかもしれない。

つまりこの本を読むことはみなさんにとって一難大事にしている愛情がなんなのかと表しているのかもしれない。

 

何に一番愛情を抱えているのかで人によって解釈が異なるのでこの本が捉えにくく、難しく感じる本ではないのかと中田は言う

 

最初から運命の人にあえないかな?

そうではない!

運命の人とは突然出会うのではない

運命を大切にしながら過ごした時間が運命の人であると後々にいえるのであると!

 

中田さんが結婚するときに記者経験をするときにこう思っていたそうです。
結婚相手にこの人を選んでいいのだろうか?
だけど、この本を読んで痛感します。

運命を大切にしながら過ごした時間が運命の人であると後々にいえるのであると! 

この後に人生に大切な大きなことが起こりますが、この後はご自身で読んで確かめて下さい。

とここで解説は終わります。

さて、いかがだったでしょうか?
今回は、本からの解説ではなくテレビからの解説という初めての経験に挑んで見ました。

我々は6つの星の人になっていませんか?
本当に運命的な出会いはしているのに、自分の感情で運命的でないとおもっていませんか?
この本は本当に大切なことを教えてくれます。

 

Tver(ティーバー)のアプリをインストールしたら、しくじり先生の今回の回の動画が閲覧できます。インストール方法はしたから。

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